ビザ切れまで、あと1日。
本当は、今日にでも国境近くまで移動しておいた方が良いのだろうが、移動したい気分じゃないからビザ切れ当日に気合を入れて移動します。
1日あれば充分でしょう、多分。
ぎりぎりまで滞在することにしたタシュケントだが、特に見る所もない暇な町だ。
今日も、タシュケントで最も賑わっているとされる『ブロードウェイ』という歩行者天国に行った。 通りの名前だけは、小生意気に立派である。
ところが、写真を見てほしい。
ど、どこが賑わってるんですか?! ガラガラじゃないですか! 着いた瞬間に飽きてしまう“なんちゃって繁華街”であった。 間違いなく、バザールに行った方が人は沢山いる。 ちなみに、人だけではなくお店もわずかに数軒あるのみだった。
ブロードウェイの近くでリーバイス・ショップを見付けたので入ってみた。 リーバイスがある点だけは、都会としての面目を守っているようである。
客が1人もいない店内。 そのくせ、店員だけは無駄に多く邪魔。
え〜っと、とりあえず海水パンツでも見てみようかな? どれどれ、お値段は・・・87,500スム?! 金額が大きくて直ぐに暗算出来なかったが、8,000円以上するぞ!
海パンごときで8,000円って、どれだけ凄い機能が付いているんですか?!
多分、ウズベキスタンの最新テクノロジーを駆使した『自動はみチン防止装置』とか付いてるから高いんだと思う。 試着してないから未確認だけど。
この感じでいくと、ジーンズの値段は8万円くらいはしそうである。 恐ろしくなり、値段すら見ずに出てきてしまった。
暇なくせに、クソ暑いし、スーパーマーケットに行ってダラダラと涼むしかない。
基本的には、陽が登り始めたら暑いのだが、午後3時頃の暑さは別次元である。 とろけるチーズのように、グニャグニャ〜となるしかない。 この時間帯の外出は避けた方が無難そうだ。
そうなると、ビールに走るしか残された道はない。
旅の出費;
食費: 2,680スム
ビール: 800スム
地下鉄: 400スム
外食代: 1,050スム
合計: 4,930スム(約450円)
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