祝・人生通算40カ国目! そして40カ国目にして初のヨーロッパ!
地中海性気候の親玉、『ギリシャ共和国』にやって来た。 俺の中にギリシャの悪いイメージなど微塵もない。 地中海性気候というだけで全て薔薇色のイメージだ。 最近、あまりに「地中海性気候」を連発するので、『しつこい』と言われている。
アンタルヤからバスで約6時間、エーゲ海沿いの町マルマリスにやって来た(写真)。
マルマリスに着いたのは、まだ真っ暗な朝6時前。 カフェで朝食を取って時間を潰した後、港に向かう。
マルマリスからギリシャのロードス島に渡る船は毎日2便ある。 午前9時発と、午後4時30分発。 運賃は片道で42ユーロ(約6,300円)した。
午前9時の船に乗って、一気にギリシャに入ることにした。 トルコ側のイミグレで、俺のパスポートが偽造パスポートと疑われて、俺のせいで船の出港が15分ほど遅れたが、何とか無事にトルコ出国。
俺のパスポートは、ページ数が少なくなって増補してあるんだけど、国境によっては引っ掛かる時が何度かあった。 増補しているページ分だけ新しいから、本来のパスポートのページの使い込んだ色と比べて怪しく感じるらしい。 今日のトルコのイミグレも増補部分に書かれている英語が読めないのか?むちゃくちゃ怪しまれた。 彼の話せた英語は唯一「Can
you speak English?」・・・なんじゃそりゃ? そういう質問は、自分が英語を話せる前提でしろ。 署名させられたり、パスポート以外のIDカードの提示を求められたり、めんどくさかった。
マルマリスを出港してわずか50分で、ギリシャのロードス島に到着。 かなり近い。 大抵の乗客はトルコ側から日帰りでロードス島を訪れているようだ。
雲ひとつない晴天と、真っ青な海はトルコと同じだが、やはりトルコよりもイメージしていたヨーロッパっぽい。
ははぁ〜、これがヨーロッパなんだね?
ロードス島の中心はロドス・シティ。 世界遺産に登録されている。 ロードス騎士団時代の城壁に囲まれた旧市街は、中東のサナアやダマスカスの旧市街とはまた違った趣きがある。 同じ石畳の道でも、やはり何か違う。 やっぱり地中海性気候だからかね?
ギリシャの中でも特にロードス島は物価が高いと聞いていたので戦々恐々としていたのだが、想像していた程ではなかった。 トルコよりは間違いなく高いけど、ユースホステルのドミトリーで1人10ユーロ(約1,500円)だし、レストランも1,000円前後で食べられる。 サンドイッチだと300円くらい。 ちなみにロブスター・グリルは60ユーロ(約9,000円)って書いてあった・・・ 世界的に有名な観光地+島ということを考えれば、まぁまぁかな。 もちろん高いのは高いんだけどね。
旅の出費(2人分);
タバコ: 3ユーロ
宿代(2泊分): 40ユーロ
外食代: 11リラ+7ユーロ
食費: 1.5リラ+14.6ユーロ
船代(マルマリス→ロードス): 156リラ
合計: 168.5リラ+64.6ユーロ(約23,050円)
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