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ヨーロッパ旅行日記


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現在地はどこなの?

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2006年11月13日(月)
ロシア・ビザ

 ずーっと雨・・・ 毎日が雨・・・
 かれこれビリニュスに来て1週間近くなるけど、一回も晴れた日はなかった。 シトシトと梅雨のような天気が続いている。 どうせ降るなら、雪がいい。

 今日はロシア・ビザを手に入れた。
 ベラルーシ・ビザと合わせれば、この2カ国のビザを取得するために払ったお金は約27,800円。
 アホかっ?! ぼったくりロシアン・バーか?!
 そんな国に行く俺は、もっとアホか?

 ロシアに行った旅行者に話を聞くと、圧倒的に「嫌い」と答える人の方が、「好き」と答える人よりも多い。 多いというか、「好き」と答えた人に会ったことがない。
 理由は、人がむちゃくちゃ愛想が悪いとか、ロシア文字が意味分からんとか、外国人排斥主義のスキンヘッドが絡んでくるとか色々。

 愛想が悪いのは、所詮は赤だった国だからねー。 共産主義的思考回路が簡単に直るとは思えないし。

 ロシア文字、これがやっかい。 キリル文字を使ってるんだけど、見たこともない文字が並んでる。 Rを鏡に映したみたいな文字や、ヨみたいな文字や、※みたいな文字まである。 さらに、『H』と書いてあるけどローマ字的には“N”だったり、『C』と書いてあるけどローマ字的には“S”だったり、『Y』と書いてあるけどローマ字的には“U”だったり、明らかに俺を欺くためにやってるとしか思えない文字だらけ。

 スキンヘッドは、東ヨーロッパ全般に多いけどね。 貧乏なくせに外国人排斥って、馬鹿過ぎて笑える。 お前の国に外国から観光客も投資も来なかったら、今よりもっと貧乏になるぜ。 たいした国でもないのに、プライドだけ大きいのが、さらに悲しさ100倍。

 いやー、なんだかこれから楽しみだね♪
 ロシア、ベラルーシ、ウクライナと続く『ソビエト遊園地』の始まり!って感じで。

 明日はさらに北上して、バルト三国の真ん中の国、ラトビア共和国に入ります。

旅の出費(2人分)
タバコ: 8.8リタス
食費: 16.12リタス
ロシア・ビザ代: 720リタス
国際バス代(ビリニュス→リーガ): 82リタス
合計: 826.92リタス(約36,170円)

ラトビア・リーガ駅前
2006年11月14日(火)
ラトビア共和国

 いきなり夜中に笑い出すのは止めた方がよい。

 基本的にドミトリー(相部屋)に泊まるのは、“安いから”という理由しかない。 シングルやダブルがあまり高くなければ、迷うことなくプライベートな空間を選ぶ。
 ドミトリーで相部屋になった人には色々な人がいる。 昨日の夜中に俺が目を覚ました時、同室の韓国人は笑っていた。 正直、怖い・・・
 もちろん寝ながら笑っていたのだが、起きていたとしても、それはそれで怖い。
 さらに、彼は日本語が流暢なのだが、いきなり日本語で「歯みがき△※×○!」と言い、布団が擦れる音がする。
 多分、実際に歯みがきをしているつもりなのだろう。
 寝る前に、歯をみがき忘れたのだろうか?

 今日は、俺にとってヨーロッパ15カ国目になる『ラトビア共和国』にやって来た。 ラトビアは、バルト三国の真ん中に位置する小さな国だ。
 リトアニアの首都ビリニュスから、ラトビアの首都リーガまでは、バスで約5時間半ほどの距離。
 EuroLinesなどが直行バスを走らせているが、『EcoLines』という地場会社はオンラインでチケットを買うと5〜16%割引になったり、様々なプロモーションを実施しているので、バルト三国をバスで旅行する際には利用価値が大きいかも知れない。
 ちなみに、今日俺が使ったバス会社はEuroLines。

 ラトビアの首都リーガに着いて、ちょっと驚いた。
 リトアニアより発展してねーだろ?と思っていたが、大きな誤りであった。 駅前にショッピング・モールやらシネマ・コンプレックスやらが建っていて(写真)、ビリニュスなんかより遥かに都会。 そもそも、駅の大きさが全然違う。
 北に行くほどロシアが近くなるから発展してないんじゃ?という発想だったのだが、今日リーガに来て知ったことは、北欧の資本が沢山入って来ている。 フィンランド、スウェーデン、ノルウェー資本のデパートやスーパーが多い。
 町行く人たちも、リトアニアと比べてどこか垢抜けた感じがする。 そして同時に、物乞いの数も増えた感じがする。

 でも、こういう微妙な感覚って実際にその国に行って見ないと分からないんだよね。
 データ上では、ラトビアがバルト三国の中で一番発展が遅れているらしいんだけど、首都対決をするとリトアニアよりラトビアの方が遥かに都会。
 ちなみに、リーガに辿り着くまでのラトビアの田舎の風景はめちゃくちゃ田舎っぺ大将だったから、国全体で平均するとリトアニアの方が上なのかも知れない。

旅の出費(2人分)
食費: 4.62ラト
ランドリー: 1ラト
宿代(2泊分): 24ラト
合計: 29.62ラト(約6,430円)

ラトビア・リーガの自由記念碑
2006年11月15日(水)
バルト三国最大の都市

 そりゃぁー、リーガは都会なわけだよ!
 中世の頃からリーガはバルト三国の文化の中心だったらしい。 そして、今もバルト三国では最大の都市だそうだ。
 そんなこと、鼻クソ程も知らなかったぜ・・・ バルト三国なんて、日本から遠いしな・・・ バルト三国が世界に存在しなくたって、俺が生きてく上で全く困らないしな・・・

 今日は、そんなリーガの町を散策してみた。
 ここの旧市街もUNESCOの世界遺産に登録されている。 ドイツ騎士団によって造られたこの町は、『ドイツよりもドイツらしい』と言われているそうだ。
 長年に及ぶソ連時代にリーガは都市開発されなかったことが、結局は貴重な文化遺産をそのまま残せてラッキー(?)だったようだ。

 旧市街の真ん中に高くそびえる塔が目印の、聖ペテロ教会の塔に登ってみた。 エレベーターで。
 この塔は、72mの高さからリーガ市内を一望出来る。 俺は景色を上から見るのが好き。 なぜなら、町の地図を視的に理解することが出来るから。
 ここからの景色も、旧市街と新市街を一望出来、リーガ中心部を理解するには絶好のポイントだ。
 ただ、問題が一つあって、エレベーターは10分間隔でおっさんの操作の元で昇り降りしている。 つまり、昇るも降りるもおっさん頼みということだ。 写真を撮って、「もう寒いからいいや」と思っても、おっさんが現れるまではひたすら寒風吹き荒ぶ塔の上で待っていなければならない。
 もし、エレベーターが故障して迎えに来なかったら・・

 さらに、自由記念碑にも行ってみた。
 ここでは毎時00分に衛兵の交代を見ることが出来る。 俺が見に行った時も、ちょうど午後1時の交代をやっていた(写真)。
 遠巻きに見守る人々の中から、突然乱入者が!!
 写真にも写っている子供が、突然衛兵の動きを真似し出した。 一応、銃の代わりに木の枝を持っている。
 無駄な動きは一切しない衛兵だが、笑ってたぞー!
 最後は、交代を終えた衛兵が行進して行くのだが、子供も一緒に行進して消えて行った。 おばあちゃんはそんな孫を追い掛けていた。
 これには観光客も大ウケ。

 この他、リーガには世界最大のオルガンがある! 見に行ってないけどな。
 ビリニュスを「けっこう好き」と書いた俺だが、リーガの方が雰囲気良い・・・ そんなわけで、ビリニュスを「まぁまぁ好き」、リーガを「けっこう好き」に訂正する。

旅の出費(2人分)
入場料: 4ラト
食費: 7.93ラト
ハガキ: 2.4ラト
国際バス代(リーガ→タリン): 16ラト
合計: 30.33ラト(約6,580円)

ラトビア・リーガ旧市街
2006年11月16日(木)
エストニア共和国入り

 順調にエロチック街道を北上中の俺だが、またまた移動です。 なんか、どこも居心地はいいんだけど、『本格的な冬が来る前に早めに北を制覇して、南下した方が身の為なんじゃないか?』という恐怖に縛られて、自然に早足の旅になってしまっている俺・・・
 そのくせ、まだ北上する気だし(笑)

 エロチック街道と言えば、リーガも相当でしたよ! 破廉恥なっ! 行ってねーけどな。
 かなりナイトライフの充実した感のあるリーガ。 クラブからバー、寒いにも関わらず裸なお姉さんの踊る&マッサージなお店まで選びたい放題。

 しかーし、俺は青少年健全教育委員会だから、そんなものには見向きもせず、爽やかに旅を続ける。
 俺にとってヨーロッパ16カ国目となる『エストニア共和国』にやって来た。
 エストニア、エリトリア、パッとサイデリア、ややこしくてよく間違えちゃうよね?この3つ。

 どーでもいいから、気にした事すらないエストニアだが、実はエストニアは世界トップクラスのインターネット普及率を誇り、IT化も非常に進んでいる国なのだ!
 インターネット普及率では、香港やイタリア、ドイツなどよりも普及しているから驚き。 しかも!国内には公共のホットスポットが750ヶ所もあり、公園でラップトップを広げようが何しようがインターネットに接続出来てしまう!
 携帯電話の普及率も90%を超えているし、旧ソ連だと思ってナメてかかると、殺されるぞ!

 しかし、バルト三国を北上するごとに物価が高くなっていく・・・ 宿代は、リトアニアの8ユーロから、ラトビアの8.5ユーロに、そしてエストニアは11.5ユーロと、どんどん上昇してます。
 そして、どんどん都会になってゆく。 リーガがバルト三国最大の都市だが、エストニアの首都タリンも人口では少ないものの、高層ビルの建つ都会。
 全然、旧ソ連っぽくないんですけど・・・

 しっかし、えらい北に来ちまった・・・
 ケープタウンを出て、ひたすら北上していれば日本に辿り着けると信じていた俺だが、今までの足跡を簡単に振り返ってみよう。 それぞれの地名を同緯度の太平洋側に置き換えれば、イメージしやすい。
 こんなことしてくれる俺って、やさしい。

 まず、オーストラリアのキャンベラ(南ア・ケープタウン)を出発した俺は、順調にアフリカ大陸を北上。 クソ暑いジャカルタ(タンザニア・ダルエスサラーム)で脳味噌が溶けつつも、頑張ってシンガポール(ケニア・ナイロビ)に着く。
 アフリカを出たのは、タイはホアヒン(ジブチ)から。 ここからは、アラビア半島は“古き良きアラビア”を堪能出来るバンコク(イエメン)で1ヶ月を過ごし、そのままアラビア半島をバスで台北(ドバイ)まで回りこみながら北上。
 どうしても陸路で行けない地域が途中を邪魔していたので、上海(エジプト・カイロ)までは飛行機。 ここから中東をバスで東京(シリア)まで北上。
 そして、初めてのヨーロッパは仙台(ギリシャ・アテネ)! ここから東欧に入り、内戦跡の残る旭川(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を回り、日本を通り越す。 “ヨーロッパ旧市街”の集大成、モンゴルのウランバートル(チェコ・プラハ)に行った後、どんどん北上してサハリンはカムチャツカ半島の根元(エストニア)に到着!
 そりゃ、寒いわ!! そりゃ、モモヒキも履きたくなるって!! カムチャツカと同緯度ってだけで、妙に説得力があって納得しちゃったよ。

 写真は、ラトビアの首都リーガの旧市街と、川を挟んだ新市街の街並み。

旅の出費(2人分)
トラム: 20クローン
食費: 160.6クローン
宿代(2泊分): 743クローン
合計: 923.6クローン(約8,930円)

エストニア・タリン旧市街
2006年11月17日(金)
バルト3国一の旧市街

 ビリニュスを「まぁまぁ好き」、リーガを「けっこう好き」と書いた俺だが、ここエストニアのタリンは?と言うと・・・ なんと、バルト三国の中で一番好き。
 良いよ!!ここ。
 ビリニュス、リーガと違い、タリンの旧市街は新市街と完全に分かれている。 もちろん、ビリニュス、リーガも分かれてはいるのだが、タリンほどではない。 タリンの場合、旧市街を城壁が囲んでいるので、文字通り分かれざるを得ない状態になっている。 たったこれだけの違いだが、雰囲気は明らかに違う(俺の中では)。
 こんな雰囲気の旧市街は、クロアチアのドブロヴニク以来かも知れん。 ポーランド・クラクフの旧市街もかなり良いらしいのだが、俺は1週間の滞在で30分くらいしか行ってないから分からん。

 もちろん、ドブロヴニクの時のような晴天は望めないが、小雨で濡れて光る石畳と、古い町並みが妙に雰囲気を醸し出していて、それはそれで“いとおかし”。
 書き忘れたけど、ここもUNESCOの世界遺産です。 つまり、バルト三国の首都は3つとも世界遺産。 この3つの内で貴重な建築物が一番多いのは、ラトビアのリーガだけどね。 だから、人によって好みが分かれるところだとは思う。

 そんなタリンの旧市街を当てもなくブラブラと散策した。 バルト三国に入る前は、『いよいよ旧ソ連領かぁ・・・』という気持ちもあったのだが、ある意味で期待外れに終わった。 人も良いし、街も良いし、“旧ソ連”という肩書きがウソのようだ。
 新市街も行ってみたが、さらにその思いが強くなる。 多分、1990年代前半の独立直後に来た人が見たエストニアと、今のエストニアではかなり違うのではないだろうか? この15年ほどで、急速に発展しているのだと思う。 ある意味では、今まで訪れた東欧の中で一番進んでいる国かも知れない。
 まぁ、俺がバルト三国で訪れたのはそれぞれの首都だけだから、国全体レベルでの話になると違うかもしれないけど。

 そんなわけで、バルト三国に押し寄せる北欧資本の波を確かめるべく、フィンランドに行っちゃいます。
 だって、近いし安いんだもん。 エストニアの首都タリンからフィンランドの首都ヘルシンキまで、たったの3時間で、約1,800円くらい。
 水中翼船なら、たったの1時間40分。

 フィンランドからどーするのか?
 それはちょっとしたお楽しみ。 旅行者にあまり馴染みのないマニアックな国境を通ってロシア入りしようかなー?と考えているところ。
 ただ、これをするには北極圏に入って、北極点まであと2,300kmって距離のところまで行かないといけない。
 色々と大変そうだから、場合によっては大人しく“一般的な”ルートでロシア入りするかも知れないけど。

 実は、今日で南ア・ケープタウンを発ってから10ヶ月が過ぎた。 月日が経つのは早いものです。
 この1ヶ月間で使ったお金の合計は・・・
 約29万2,650円です! 出ました、新記録!
 これは明らかに、ロシアとベラルーシのビザのせいですよ! 高い・・・高過ぎる・・・
 そして、俺はいつ日本に辿り着けるのでしょうか?
 それ以前に、いつイスタンブールに辿り着けるのでしょうか?

旅の出費(2人分)
食費: 63.1クローン
入場料: 16クローン
外食代: 105クローン
宿代(1泊分): 360クローン
国際フェリー代(タリン→ヘルシンキ): 380クローン
合計: 924.1クローン(約8,920円)

エストニア・タリン旧市街
2006年11月18日(土)
バルト三国で見つけた日本食材

 バルト三国各国のスーパーマーケットに行くと、寿司を売っている。 もちろん値段はそれなりで、カッパ巻き2本で約900円、握り寿司6貫で約1,500円もする。
 でも、普通にお惣菜コーナーに置いてあったりするので、ちょっとビックリした。
 その他に見付けた日本食材としては、定番のキッコーマン醤油、日清製粉の『コツのいらない天ぷら粉 揚げ上手』、S&Bの粉ワサビ、信州そば、海苔、アサヒ・スーパードライなどがあった。 さらに巻き簾や割り箸まで売っていた。
 どこのスーパーだったかは忘れたが、『SUSHI Kit』なるものまであった。 これは、箱の中に日本米、海苔、巻き簾など寿司を作るために必要な、ネタを除く全てが入っているオールインワンの便利物(?)だ。
 こういうのを見ると、「日本食ブームなの?」と思ってしまう。
 やっぱ日本食が世界No.1なんです!

 ところで、ロシアに入国する際にちょっとマニアックなルートで行こうか?という話を昨日書いたが、ネットで情報収集してみた。
 まず、どれほど寒いのか?
 『外出する場合には必ず帽子を着用して下さい』とある。 そりゃそーだ、寒いもんな。 寒いと耳たぶが「痛い!痛い!」ってなるしな。
 ところが、その先を読み進めると、理由がちょいと違っていた。
 『脳が凍ります』

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?

 意味が分からん、脳が凍るって! 家に帰ったら電子レンジでチンか?

 俺はどんな所を行こうとしているのか?
 どこに行こうが知ったことじゃないが、ちょっとだけ興味があるという方。 世界地図を引っ張り出してロシアのムルマンスクという都市を調べてみてね。
 地図を持っていない人は、こちらのサイトを開いて、フィンランドの近くからムルマンスクを探そう。

旅の出費(2人分)
タバコ: 27クローン
食費: 58.9クローン
外食代: 176クローン
合計: 261.9クローン(約2,530円)

ハトと戯れる少女
2006年11月19日(日)
フィンランド共和国入り

 これで船を使って国境越えをしたのは3回目になりました。 ジブチ→イエメン、エジプト→ヨルダン、そして今回のエストニア→フィンランド。
 最初はボロボロの木造貨物船だったけど、徐々にレベルアップしてきて、今回は廊下にスロットマシーンが並んでいる大きなカーフェリーだったぞ。
 席がなくて、床に座っての3時間になったけど、それでも快適な旅だった。

 俺にとってヨーロッパ17カ国目となる『フィンランド共和国』に上陸!
 フィンランドと言えば?
 ムーミン、サンタクロース、携帯電話のノキアなどが有名でしょ。 さらに、ハノイ・ロックスのマイケル・モンローは、フィンランド人です! トリビア〜
 マイケル・モンローって、スティーブン・スティーブンスと『エルサレム・スリム』ってバンドを組んでいたこともあるんだよねー。 俺、マイケル・モンローはどうでもいいんだけど、このスティーブン・スティーブンスのギターが好きでね、ヴィンス・ニールの『エクスポーズド』で弾いてたギターはめちゃくちゃカッコ良かったなぁ〜
 ちょっとだけ話が脱線したが、フィンランドとはそんな国です!

 フィンランドと言えば北欧、北欧と言えば物価高。
 やっぱ高いです、物価。 まず、ビールが急に高くなった。 今まで500mlの瓶ビールで80円そこそこだったのが、いきなり300円超えました! エストニアからフィンランドに行く船は免税なので、船の中で皆さん買う買う。 ダース単位でビールやらウイスキーを買ってました。
 多分、タバコも高いと思う。 一応、エストニアである程度は買いだめしておいたので、値段は確かめていないが800円以上は必死と思われる。
 宿は、ユースホステルで2,400円。 これは思ったほどではなかったかな。

 でも、久しぶりにホッと出来る国にやって来ました。

旅の出費(2人分)
食費: 90クローン
タバコ: 81クローン
フェリー代追加: 120クローン
トラム代: 4ユーロ
宿代(2泊分): 72ユーロ
合計: 291クローン+76ユーロ(約14,290円)





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