ロシアに入って5日目。 とりあえずのロシアの第一印象は・・・良い!
やっぱり、実際に来てみないと分からないもんだねぇ〜。 来る前に想像していたのと全然違うもん。
物価は、けっこう安い。
タバコで110円から120円と、チェコやバルト3国などと比べても全然安い。
ビールは、500mlの瓶で85円前後。 酒屋に行けば、アサヒの『スーパードライ』や麒麟の『一番搾り』の他、梅酒も手に入る。 チェコ製『スーパードライ』は、ラトビアの首都リーガのスーパーマーケットにも普通に置いてあった。
生ビールは、500mlの大ジョッキで240円前後。 店によって値段は違うのかも知れないけど。
コーラは、スーパーで買えば75円くらいだが、商店などで買うと110円くらいする。
ほとんど外食はしていないが、外食代はそこそこ高い印象を受けた。 軽く食って650円だったが、繁華街から離れたら安く食べられるのかも知れない。 ちなみにケンタッキーのハンバーガーが1個300円強。
高いのは宿! サンクトペテルブルグだけ、1泊4.5ユーロ(約675円)から宿があるが、それ以外の都市は15ユーロ(約2,250円)は考えておいた方がよい。 ムルマンスクの宿も色々と調べてみたが、一番安くて51ドル(約6,120円)した。 モスクワには、バックパッカー向けの宿がチラホラ出現し始めているが、それでもドミトリーで1泊2,000円は超える。
そもそも、ロシアに入るためのビザが高いので、滞在する期間が短ければ短いほどトータルで高く付くのがネックか?
“人”だが、確かに無愛想な人も多い。 ただ、これは地下鉄のチケット売り場のババアとか、働いている立場の人の話で、仕事抜きで出会うロシア人は親切な人が圧倒的に多い。
日本文化センターで読んだ本には、『ロシア人は「公」と「私」の2つの顔を持つ』と書かれていた。 「公」でいる時に、なぜ愛想笑いをしなければならないのか?という態度がありありと表れ、客を客と思わない態度の人もいる。 でも、思ったほど“超”無愛想な人は少なかった。 やはり、時代の流れでロシアも変化しているのだろう。
逆に「私」でいる時のロシア人は、ものすごーく親切。 道を尋ねたり、地下鉄の列車内で降りる駅を聞いたりすると、皆が身振り手振りで親切に教えてくれる。 無愛想な対応をされたことはない。
つまり、どんなロシア人でもプライベートな部分に入り込んでしまえば、皆やさしいのだ。 地下鉄のチケット売り場のババアだって、仕事中はお釣りを投げてよこすが、プライベートで仲良くなったら豹変して優しくなるのだ(多分)。
まだサンクトペテルブルグしか見ていないけど、印象としてはロシアは楽しい国だ。 多分、サンクトペテルブルグがロシアの中で一番だとは思うけど、他の町にも行ってみたいとさえ思う。
写真は、スパス・ナ・クラヴィ教会の外壁。 芸が細かい! こういう所でも、「今までと違うなぁー」と感じる。
旅の出費(2人分);
食費: 97ルーブル
タバコ: 57ルーブル
地下鉄: 48ルーブル
ランドリー: 140ルーブル
インターネット: 165ルーブル
合計: 507ルーブル(約2,270円)
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