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北朝鮮観光

【まとめ】FAQ

 一番聞かれるのが、「
北朝鮮、どうだった?」ですね。


 なんか抽象的な質問で困りますが、まぁ〜楽しかったです。
 『ツアー』で団体行動なので、ツアーメイトの良し悪しが感想にかなり影響するかと思いますが、オレが参加したツアーは皆が良かった。

 ツアーメイトに社会主義信奉者は1人もいなかったので、酒の席で酔って「この資本主義に魂を売った金の亡者どもめ!!」と絡んでくるとか、「偉大な金正日将軍、マンセー!!」と突撃してくる人はいなかったですし、皆さん普通でした。
 逆に、「そんな事を大声で話して大丈夫か?」と思うようなこと(内容は自粛)をホテルのバーでベラベラ話してました。

 あとは、ツアーメイトが日本人じゃないので変な気を使わないから楽だったというのもありますね。
 1名だけ若干ウザキャラの人がいまして、こっちが焦るくらい顔を近づけてきてマシンガントークしてくるんです。
 皆で部屋の中で話している時に、部屋の入り口にもたれかかって、ずーっと自分中心のつまらん話をしてくるので、目の前でドアを閉めてカギをかけてやりました。
 相手が日本人なら気を使っちゃいますけどね、フィンランド人だからいいだろ?みたいな。
 しかも、相手もそれくらいで凹むような繊細な感性は持ち合わせていないので、ドアの向こうで一人話し続けてましたよ。

 バスで移動中も小声で話しかけてきて、「オレの時計は方位傾斜角が分かるんだ。 今、このバスは南に向かってるぞ。 傾きは・・・」だって。
 バスの傾きとか、どーでもいいっ!! シカトしてやりましたけどね。

 帰国後、ツアーメイトたちとはfacebook(外人がやるmixiみたいなもん)で繋がっているのですが、そのフィンランド人だけ誰も友達登録してないのを見て、さすがに可哀想に思ったけど、オレも連絡先知らないww


 北朝鮮という国自体も・・・ちょっと特殊な国ですから、それなりに楽しかったです。
 今まで色々な国に行ってみたけど、さすがにあんな国は経験したことないですからね。

 ただし、飽きる!!
 オレの場合、北朝鮮にいる段階で少し飽きていた上に、帰ってきて友達への報告会(と称する飲み会)・・・サイトに日記を書いて・・・と、人生史上ありえないくらいに北朝鮮一色の日々が続いたため、かなり飽きちゃいました。
 オレの頭の中にいる北朝鮮を払しょくしようと、パプアニューギニアへ裸族に会いに行く旅を想像して気持ちを入れ替えています。

 勝手な想像で、北朝鮮ってもう少し“きちんと”してる国だと思ってたんです。
 “きちんと”というのは、あそこまで耳を疑うようなプロパガンダを披露しているわけだから、説得力のある、信じるに値するような証拠を見せてくれると思いきや、意外と突っ込みどころ満載で「もう少し上手にやればいいのに・・・」とさえ思ってしまうレベルなんですよねぇー。
 そういう突っ込みどころ満載のプロパガンダを大真面目に語るガイドたちを見ていると、『北朝鮮劇場』と『演者』を見ているようで面白かったです。

 ソビエト連邦という巨大な社会主義“実験場”が失敗した今、世界に残る『社会主義国家』は希少な存在です。
 中国やベトナム、キューバなど、政治は共産党の独裁だけど、経済はすっかり資本主義にのみ込まれている『社会主義国』がほとんどの中、ほとんど唯一といっても過言ではないくらい
絶滅危惧種なマジ社会主義国が、日本のすぐ隣にあるってすごいことですよ!

 化石になりつつある国を自分の目で見れたのは、『ベルリンの壁』が存在していた時に生きていたにも関わらず実際に見たことがないとか、『ソビエト連邦崩壊』をニュースで見た記憶はあるけど当時・小学生だったオレにとって、「昔、世界にはこんな国があったんだよ」という“歴史の証人”になれたような気にさえなれます。



 あと、「
また行きたいか?」よく聞かれます。


 基本的には、一回行けばお腹いっぱいって感じ。

 あえてもう一度行くとすれば、軍事パレードを見学できるとか、当局が準備したところではない一般家庭の生活を見学できるとか、個人旅行が出来るのだったら行ってやってもいいかな?
 マスゲームは・・・微妙だな。
 あと、ツアー代が安かったら考えるけど、今回と同じだったら行かない。

 社会主義体制が崩壊したら、別な国として行くかも。



 「
私も行った方がいいか?」も聞かれるw


 そんなの知らん。 自分で決めてくれ。



 たまに「
ガイドは洗脳しようとしてくるか?」とか聞いて来る人も。


 それはまったくない。
 簡単にいえば、北朝鮮ツアーって彼らのプロパガンダ発表会みたいな感じで、こちらはボーっと聞いているだけです。
 特に世界で共産主義革命を起こそうと画策している風でもなく、金日成の主体思想のおかげで北朝鮮がいかに素晴らしい国であるかの発表会なので、外国人には基本的に関係のない事ですしね。



 「
ツアー代の価値はあったか?


 ツアー代は、安いとまでは言わないけど、けっして異様なぼったくり料金ではないと思いますけどね。
 監視と呼ぶか、フルアテンドと呼ぶかは別にして、専属ドライバー、専属ガイド2人、添乗員がついたら他のツアーだったらもっと高いでしょ?
 ホテルも一応は“北朝鮮で”最高級ホテルだったし、期間も5泊6日(内、列車泊1泊)だし、食事も1日3食すべて込みです。
 同じお金を出せば、モルジブ・ツアーに行ける・・・というのは、もう価値観の話でしょ。

 ただ、日本からの距離を考えると割高感はぬぐえないのと、オプションが少ないのと、自由度が限りなくゼロであることを考えれば、間違いなく安くはないですね。
 その安くない部分を、『北朝鮮』というレア度がどこまでフォローできるか?という問題かと。



 次は、皆さんが今後「オレ、北朝鮮に行ってくる!」と意思表明した時に、周りにほぼ間違いなく言われるであろうことを列挙して傾向と対策を考えましょう。
 オレのように、あまり親しくもないおっさんにマジ説教をされる可能性も大いにありえます。


 一番多いのが、「
えー、危な〜い!」ですね。


 何をもって「危ない」と言っているのか?というと、やはり北朝鮮による日本人拉致問題でしょう。
 ただ、拉致された人たちは福井県、鳥取県、新潟県と、“日本で”拉致されてるわけですよね?
 「拉致されるかもしれないから危ない」という理論ならば、北朝鮮に行くよりも日本海沿岸を歩いている方が危ないということになります。

 あとは、今の北朝鮮のスタンスを見ていたら、改めて拉致問題を引き起こす可能性は限りなく低いと思うんだけど。
 小泉さんと金正日との日朝首脳会談で、いきなり日本人拉致を認めた北朝鮮。 ところが思っていたよりも大きな反応にビックリしたのでしょう、今の北朝鮮は『拉致問題は解決済』という姿勢をとってます。
 この状態で改めて拉致をしたら、(北朝鮮にしたら)過去の拉致問題も蒸し返されるし、今まで以上に問題が大きくなってしまうし、早く拉致問題を終わらせてしまいたい北朝鮮にとって全くメリットがないですからね。


 あとは、政治的なイメージで「危ない」ってなるのでしょう。
 実際は、『世界で最も安全なツアー』の一つです。
 自由行動ゼロだし、日中はガイドが四六時中一緒にいるわけで、そもそもが財布をすられる状況にならない。
 強盗に羽交い締めにされて、財布をズボンごと強奪されるような状況にはなりようがない。
 外国人専用レストランやバーにしか出入り出来ないから、ぼったくられて、奥から怖いお兄さんが出てくる可能性ゼロ。

 あり得るとしたら・・・高麗航空が墜落するとか・・・旅行中に突然戦争が勃発して、爆撃の犠牲になるとか・・・それくらいじゃないかな?
 でも、これを心配するんだったら、日本で車を運転していて事故死する確率の方が高い気がする。



 ちなみにですが、オレがあまり親しくないおっさんに説教されたのは・・・
 「
日本と国交がない国なんかに行って、万が一のことがあったら助けてくれないぞ!」ということでw


 まぁ、これは日本国政府に邦人保護能力がどこまであるか?という話になるので・・・「いざという時に大使館は助けてくれる」と信じている人とは、分かりあえないのかな?と。



 他の数少ない言われ方としては・・・
 「
北朝鮮に行くなんて、非国民か?!」とかww


 こういう時だけ、安直な愛国心(?)なのか、敵対心なのか、持ち出してくる人もいますね。
 サッカーの時だけ、急にナショナリズムがうずく人みたいな?

 まぁ、オレがイージス艦の機密情報を伝達するために北朝鮮に行ったとかなら、非国民とか売国奴呼ばわりされる筋合いもあるけど・・・
 逆に「北朝鮮に行かない人」が愛国的なのか?と言えば、そうでもないわけだし。



 最後は、北朝鮮への行き方を『旅情報』として次回に書いておきます。


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